2007年09月29日

スラムダンク あれから10日後

今さらだけど・・・

SLUM DUNKは時代を超えて語り継がれる名作だ・・・

以前話題になった、「SLAM DUNK 10 DAYS AFTER」のこんな動画を
見つけてしまった。しかも無料だし(苦笑)
黒板にこれだけ書けるなんて、井上雄彦氏の画力は本当すごい。

下記の映像はかなりお勧め。編集も良いです。
今は亡きZARDの「マイフレンド」なんて、なんだか泣けます。

↓↓

http://jp.youtube.com/watch?v=nkrOTwG1yr8&mode=related&search=


そういえば、スラムダンクにはもう一つ番外編?があるらしい。
タイトルは「ピアス」で、小学校時代のリョータがピアスを
あけたときの話らしい。ちなみに彩子も登場。

未読なので、内容は知らないが・・・・
スラムダンクファンとしては気にはなる。
どこかで日の目を見ないものか。
以前に出た完全版にも収録されてないのかな?







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2007年01月20日

貫井徳郎作「慟哭」

[タイトル] 慟哭
[著者] 貫井 徳郎
[種類] 文庫
[発売日] 1999-03
[出版社] 東京創元社



連続する幼女誘事件の捜査が難航し、窮地に立たされる捜査一課長。若手キャリアの課長を巡って警察内部に不協和音が生じ、マスコミは彼の私生活をすっぱ抜く。こうした状況にあって、事態は新しい局面を迎えるが……。人は耐えがたい悲しみに慟哭する――新興宗教や現代の家族愛を題材に内奥の痛切な叫びを描破した、鮮烈デビュー作。


知人に勧められて読んでみました。
衝撃のラスト・・・なんて騒がれている作品ですね。
詳しく書くと、ネタバレになるのでやめときます。

貫井作品を読むのは初めてですが、文章に力強さを感じますね。
惹きこまれて、一気に読めました。

まぁ好き嫌いが分かれる感じもしますけど。
とにかく一度読んでみるとよいかも。
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2006年10月18日

宮部みゆき原作「模倣犯」

模倣犯1模倣犯1
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 模倣犯1
[著者] 宮部 みゆき
[種類] 文庫
[発売日] 2005-11-26
[出版社] 新潮社

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墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。やがてバッグの持主は、三ヵ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。ほどなく鞠子は白骨死体となって見つかった―。未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いた現代ミステリの金字塔、いよいよ開幕。(AMAZONより)


文庫本で全5冊。
あまりの分量の多さに読むのを躊躇していた作品ですが、ついに読み終わりました。

物語は、不可解な連続殺人事件から幕を開けます。
失踪した女性達。
顔の見えない犯人に翻弄される被害者の家族、警察たち。
物語はどう進むのか?と1巻を読み終えた時点で目が離せなくなります。

2巻からは、事件の犯人たちが登場。
彼らが狂気に走っていく過程が描かれます。

被害者遺族、犯人、警察、またマスコミなど。
様々な視点から物語が進んでいく本作。
これだけ登場人物が多いにもかかわらず、ほころびを感じさせないのはすごいですね。

文庫本の帯に、現代ミステリの金字塔!と書かれていましたが、この表現に納得です。


読み終えたあと、ついてでた大きなため息。
なんだか胸に妙に切なさが残りましたね。
結局、この事件を通して幸せになれた人はいないわけだし・・・当たり前ですが。
それでも、どこかしら、暖かい人の心を思い出させるのが宮部みゆきです。

基本的に、ハッピーエンドが好きなので、本作を自分の好きな作品にあげることはないですが、それでも、人の胸に何かしらの思いを残す良作だと思います。


ちなみにこの作品は、スマップ中居正広主演で映画化されたことでも有名ですね。
映画版は、ピースの視点から描かれていて、原作とはかなり異なるようです。
別物と考えた方がいいのかも?

映画版のキャストは以下
網川浩一=ピース役/中居正広(SMAP)
高井和明/藤井隆
栗橋浩美/津田寛治
前畑滋子/木村佳乃
有馬義男/山崎努
古川鞠子/伊東美咲
塚田真一/田口淳之介(KAT−TUN)
高井由美子/藤田陽子
前畑昭二/寺脇康文
武上悦郎/平泉 成
篠崎刑事/モロ師岡
坂木刑事/吉田 朝
鳥居刑事/桂 憲一
白井刑事/佐藤二郎
古川真智子/中村久美
古川 茂/小木茂光
栗橋寿美子/由紀さおり

その他、爆笑問題・佐藤江梨子・PUFFY・坂下千里子・山田花子
映画未見ですが、個人的に、栗橋浩美/津田寛治は割とイメージに合っている気がしました。
あと、古川鞠子/伊東美咲も、ありかも!と思ってしまいました(殺される役だけど)

キャストは結構豪華ですね。
てか花ちゃんは何に出てるんだろ?藤井くんのおまけで出演した感じがするのは気のせい?






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2006年09月24日

宮部みゆき「蒲生邸事件」

蒲生邸事件蒲生邸事件
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 蒲生邸事件
[著者] 宮部 みゆき
[種類] 文庫
[発売日] 2000-10
[出版社] 文藝春秋

>>Seesaa ショッピングで買う
予備校受験のために上京した受験生・孝史は、二月二十六日未明、ホテル火災に見舞われた。間一髪で、時間旅行の能力を持つ男・平田に救助されたが、そこはなんと昭和十一年。雪降りしきる帝都・東京では、いままさに二・二六事件が起きようとしていた―。大胆な着想で挑んだ著者会心の日本SF大賞受賞長篇。

時代ものなのかなぁ?と思っていたのですが、タイムトリップものです。
日本の歴史を大きく揺るがした二・二六事件がテーマ。

物語が進むにつれて、読むスピードがどんどん早くなり、
後半は一気に読んでしまいました。

ラストの展開、最終章は妙に切ないものでしたね。
個人的には平田の最後がなんとも言えない。。。


ただ、作者の他の作品に比べると、物足りなさも感じたのですが。。。
歴史、タイムトリップの仕組みなど、複雑な要素・テーマがありすぎて
結局中途半端になってしまった部分もあったのでは?

まぁ、それだけ他の作品が面白いということですね。

当たり前ですが、一定の水準は超えていて、十分楽しめました。
このあたりはさすが宮部みゆきです。

1997年日本SF大賞受賞作。
(ちなみに、同じ年、「新世紀エヴァンゲリオン」(庵野秀明)も同賞を受賞してます)
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2006年09月20日

石田衣良原作「エンジェル」


投資会社のオーナー掛井純一は、何者かに殺され、幽霊となって甦った。死の直前の二年分の記憶を失っていた彼は、真相を探るため、ある新作映画への不可解な金の流れを追いはじめる。映画界の巨匠と敏腕プロデューサー、彼らを裏で操る謎の男たち。そして、一目で魅せられた女優との意外な過去。複雑に交錯する線が一本につながった時、死者の「生」を賭けた、究極の選択が待っていた―。


主人公が殺されて、幽霊となって現世に蘇る。
というよくあるパターンですが、描写が巧みで綺麗にまとまっていました。

幽霊となった主人公の人生をフラッシュバックで
たどる冒頭で一気にひきこまれました。
ラストは途中で読めてしまいましたが、それでも十分楽しめました。

石田作品を読むのは初めてですが、さすが人気作家ですね。
出てくる登場人物が、憎めない人ばかりなのは、
作者の人柄が出ている気がします。
他の作品も読んでみたいと思わせる一作でした。

石田衣良(いしだいら)の映像化作品
「池袋ウエストゲートパーク」(宮藤官九郎の脚本でドラマ化。2000年)
「波の上の魔術師」(「ビッグマネー」としてドラマ化。 2002年)
「アキハバラ@DEEP」(2006年6月にドラマ化、及び同年9月に映画化)
「下北サンデーズ」(2006年ドラマ化)

2006年に映像化が続いてますね。
今回読んだ「エンジェル」も、天使の攻撃のくだりなんかは映像化しても面白いと思いましたが。。。
う〜ん。新鮮味に欠けるかなぁ。やはり。

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2006年09月11日

「ダヴィンチ・コード」ダン・ブラウン原作

ダン・ブラウン原作「ダ・ヴィンチ・コード」
ダ・ヴィンチ・コード(上)ダ・ヴィンチ・コード(上)
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] ダ・ヴィンチ・コード(上)
[著者] ダン・ブラウン
[種類] 文庫
[発売日] 2006-03-10
[出版社] 角川書店



◎作品紹介
ルーヴル美術館のジャック・ソニエール館長が異様な死体で発見された。死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描〈ウィトルウィウス的人体図〉を模した形で横たわっていた。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ロバート・ラングドンは、警察より捜査協力を求められる。現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィー・ヌヴィーは、一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く……。



遅ればせながら、ダ・ヴィンチ・コードを読みました。
トム・ハンクス主演映画化で今年話題になった作品です。

翻訳ものであると同時に、美術品や宗教の話など
自分の生活とはなじみの薄い話なので、
正直最初は読むのに時間がかかりました。

けど、慣れれば読みやすく、途中からは内容に惹きこまれ
一気に読み終えました。

この話は、勿論、フィクションです。
にも関わらず、冒頭に
「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、
すべて事実に基づいている。」

なんてあるものだから、みんな混乱してしまうんですよね。

実際、カトリック教義についての記述は議論になりました。

特に、作中、重要な役割を果たす、登場するオプスデイという
キリスト教のローマ・カトリック教会の組織組織。
肉体的修行を行うことで知られているオプスデイは、
実在の組織なんですね!
オプスデイの公式HPでは、
「ダ・ヴィンチ・コード」によって生まれかねない様々な誤解を懸念し、
声明・公式見解を出しているそうです。
確かに、ダ・ヴィンチ・コードを読む限り、
あんまり魅力的な組織には思えなかったですな。

まぁ、どこまで本当でどこまでがフィクションなのか
分からない作品ですね。

この作品は、キリストとマグダラのマリアが結婚していて、
その子孫が現在も生きている・・・
という説に則って色々な話しが進んでいきます。
キリスト教に詳しくない私としては、
あ、そうなのかぁ。。。くらいで終わってしまうのですが、
キリスト教信者の方はどうなんでしょう?ちょっと感覚が分かりません。

少し、理解が難しかった部分もありましたが
ミステリー作品としては十分楽しめました。
作中色々と登場する暗号解読などは、面白かったです。


☆原作者:ダン・ブラウン☆

『パズル・パレス』
Digital Fortress(1998) デビュー作
『天使と悪魔』Angels & Demons (2000) ラングドンシリーズ@
『デセプション・ポイント』Deception Point(2001)
『ダ・ヴィンチ・コード』The Da Vinci Code (2003) ラングドンシリーズA

現在、『天使と悪魔』『ダ・ヴィンチ・コード』に続く
ロバート・ラングドン・シリーズの第三作でを執筆中だとか。
タイトルはThe Solomon Key(ソロモンの鍵)
完成は2007年あたりと予想されていますが、どうなるんでしょうかね。


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2006年08月20日

宮部みゆき短編集 「我らが隣人の犯罪」

<作品紹介>
僕は三田村誠。中学一年。父と母とそして妹の智子の四人家族だ。
僕達は念願のタウンハウスに引越したのだが、
隣家の女性が室内で飼っているスピッツ・ミリーの鳴き声に終日悩まされることになった。
僕と智子は、家によく遊びに来る穀彦おじさんと組み、ミリーを“誘拐”したのだが・・・・。
5編の短編を収録。



読み終わった後の爽快感。
読みながら顔は思わずニヤリ…と、なんだかお得な気分にさせてくれる短編集です。
宮部みゆき初期の作品ということで、
最近の宮部作品を読んでいる人には物足りなさを感じるかもしれませんが、
彼女の原点はここにあり!といった感じです。
文庫本も厚くなく、わりと軽〜く読めるこの作品。
通勤のお供にはぴったりです。

「これから宮部みゆきを読みたいのだが何から読めばいいの?」
という方には是非勧めたい一作です。
ちなみに一番のお気に入りは「サボテンの花」
かなりオススメ!



では以下、短編の感想を。ネタバレはなしで。


「我らが隣人の犯罪」
中学一年生の三田村誠が主人公。宮部さんお得意のスタイル。
隣家の犬を盗み出そうと模索する少年とおじさん。
そこで知ってしまった隣人の秘密。事態は思わぬ方向へと・・・
一筋縄ではいかないのがこの作者。
こんなところに伏線がと思わずニヤリ。ラストの展開がとても好きです。
またおじさんと少年の組み合わせが、
「ブレイブストーリー」の亘とルゥおじさんに通じるところがあります。

「この子誰の子」
こちらも少年が主人公の物語。突然やってきた、
父親の愛人と名乗る女性の正体は?
少年の優しい目線が、読む者の心も癒してくれます。

「サボテンの花」
問題児集団・六年一組の生徒達が卒業研究に選んだテーマとは?
―サボテンには超能力がある!
困惑する周囲の大人たちと、目的を達成しようとする生徒達。
もうすぐ定年。
ナマハゲと親しまれている権藤教頭の視点から描かれるこの物語。
傑作です!!
ネタバレになるので詳細は書かず。
最後はホロリ。読んで良かったです。

「祝・殺人」
妹の結婚式に出席した刑事、彦根和男は、
披露宴のエレクトーン奏者日野明子から相談をもちかけられる。
相談内容は、晴海荘バラバラ殺人に関して。
和男と明子の会話のみで事件が紐解かれていくという手法が見事です。

「気分は自殺志願(スーイサイド)」
推理小説作家である海野周平にある一人の男がある依頼をする。
「自分を殺して欲しい」男の抱えた秘密とは。
そして周平が彼を救うために考え出した手段とは。
どこかで聞いたことあるストーリーだが、人を傷つけることない、鮮やかな解決策は、読んでいるこちらも気分がいいものです。


我らが隣人の犯罪我らが隣人の犯罪
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 我らが隣人の犯罪
[著者] 宮部 みゆき
[種類] 文庫
[発売日] 1993-01
[出版社] 文藝春秋

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2006年08月17日

宮部みゆき原作「ICO 霧の城」

宮部みゆき初☆RPGゲームのノベライズ本です。

トクサ村の伝説―
数十年に一度生まれる頭に角を持った幼子は、「霧の城」に捧げられる。
彼らは“ニエ”と呼ばれる。

ニエの運命を背負った少年、イコは霧の城を訪れる。
ニエである自分が逃げ出せば、多くの人に災厄が降りかかる。
それがニエの宿命だから。

霧の城にたどり着いたイコは、一人の少女ヨルダと出逢う。

ヨルダに出逢ったイコは知ることになる。霧の城、ニエ、そしてこの世界の真実を。
倒すべき相手とは?真実を知ったイコが選んだ道は?
霧の城をめぐるイコの冒険が始まった。。。


さて、小説の感想。
さすが、ゲームのノベライズという感じですね。
かなり都合のいい展開という印象が否めません。。
あるカギを手に入れると、展開が前に進むというのはゲームの王道ですが、
そのカギが、あまりにも都合のよいところにあるというか。

作者の持ち味である伏線などもあまり活かされていないですし。
人間ドラマもあるにはあるのですが、設定が限られているせいか、
あまり深みがないんですよね。

さすがにうまいんですがね。。
作者の他の作品と比べてしまうと、どうしても不満が残ります。

ゲームをやれば感想が変わるのでしょうか。やってみるべき?

宮部みゆきという人物は、かなりゲーム好きらしいですね。
あまりにのめりこんでしまうので締め切り前はゲームを禁止されているとか(笑)

ICO  -霧の城-ICO -霧の城-
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] ICO -霧の城-
[著者] 宮部 みゆき
[種類] 単行本
[発売日] 2004-06-16
[出版社] 講談社

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[ブランド] ソニー・コンピュータエンタテインメント
[発売日] 2004-08-05
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2006年08月10日

宮部みゆき「長い長い殺人」

宮部みゆきの作品にはまっています。

今回読んだのは「長い長い殺人」(1999年・光文社文庫)
タイトルのとおり、殺人をめぐる推理小説です。
主人公は財布!!
財布の視点から物語をすすめてしまう手腕は、ホントすごいです。
財布は、かばんの中から出してもらえなければ、登場人物の顔も姿も見えないんですよ?勿論、財布が事件を解決できるわけもない。。。

この作者のすごいところは、多くの制約を読者に感じさせることがないところですね。
全く違和感がない。続きが気になって、思わずページをめくり、気がついた時には一日で読み終わってました。
それぞれ個性的な財布の性格・書き分け方も非常に面白いです。



長い長い殺人/宮部みゆき/光文社/KOBUNSHA NOVELS/新書長い長い殺人/宮部みゆき/光文社/KOBUNSHA NOVELS/新書
販売元 : 古本の店 リサイクルブック
価格 :
区分-分類 読物 - 小説 タイトル 長い長い殺人 補足 補足2 サイズ 新書 作者 宮部みゆき 備考 出版社-種別 光文社 - KOBUNSHA NO..
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2006年08月08日

江國香織「いくつもの週末」

恋愛小説と言えばこの人!江國香織さんの描く結婚生活のエッセイ集です。

私と夫の生活は、表面はともかく日々愛憎うずまいている


サラリーマンの夫と結婚した作者が、日常の生活、思いなどを赤裸々に書き綴ったエッセイ。


男と女の微妙な関係。一人になりたいときもある。だけど、一人じゃ寂しいときもある。
依存しあうわけでもなく、でも心のどこかでは相手に寄りかかっている部分があったり。なんて複雑なんだ、人間関係!

ここまでビターに結婚生活を語られると、未婚の人間はなんだか夢を見れなくなる気がしますが(苦笑)
なんだかんだ言って、それでも人は結婚するんですよね。


いくつもの週末いくつもの週末
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] いくつもの週末
[著者] 江國 香織
[種類] 文庫
[発売日] 2001-05
[出版社] 集英社

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2006年08月06日

福井晴敏「終戦のローレライ」

1945年、太平洋戦争末期の日本。
敗戦の色が漂うこの時代、一つの希望を見出すかもしれない兵器、
「ローレライ」がドイツから日本に密かに運ばれた。
ローレライの正体とは?
そして、ローレライを載せた潜水艦「伊507」で繰り広げられる男たちのドラマを描いた物語。

いやはや、正直な話、本当に読むのに苦労しました。福井さん!分からないです!(笑)
何度か匙をなげそうになりました。。。
というもの、戦時中の話ということで軍関係の名称が盛りだくさん。
大佐やら少尉やら・・・誰が一番偉いのか、無知な現代人には分からないんです(私だけ??)
しかも、潜水艦が舞台なので、潜水艦の構造やら位置関係やらが理解できないでいるもんだから、戦闘シーンなど、きちんと把握できていない部分もありました。。。

それでも読み続けることが出来たのは、そこに描かれている人間たちに魅力があり、何より続きが知りたいと思わせる力が作品にあるから。
中盤で、浅倉の思惑が明らかになったあたりから、もう目が離せず、一気に読み終わりました。ラストの展開には感服。
That's entertaiment!てな感じですね。

しかし、この作品、太平洋戦争を描いた作品ではあるが、歴史小説ではないなぁと思います。
あくまでエンターテイメントであって、その題材にたまたま太平洋戦争を使っただけ。
実際問題、「ローレライ」は実在しないわけですしね。
この作品の戦争の捉え方は、現代を生きる福井晴敏の視点を通して描かれたもの。
そこを踏まえたうえで、エンターテイメントとして読むべき作品です。

エンターテイメントとしてはかなり面白い!
登場人物の描写にしても、本当に丁寧でそれぞれの思いが痛いほど伝わってきます。
処女作「川の深さは」に比べると格段に成長してますね。

繰り広げられる人間模様、熱い男たちのやりとり。
漫画のような展開というツッコミも勿論あるでしょうけど、
楽しんだもんがちでしょう。私は楽しみました。

「伊507」のラストは、胸が一杯で、泣きました。いや、号泣です。
フリッツや田口をはじめ、色々な人に感情移入してしまいましたね。
人物描写が本当に巧みです。

また、終章でパウラの視点から描かれる物語が、妙に切ないものがありました。
戦争を生き抜いた命、伊507の男たちに託された思い。
しかし時代は彼らの願ったようにはいかず、流されているだけの自分。
残された者の苦悩が、妙に胸を打ちましたね。。。
あと気になったのは、最後の最後に登場した天本。
彼が所属するのはのちの市ヶ谷なんでしょうか。


さて、映画についてにも一言。
この作品、もともと映画化を前提にして描かれたそうですね。
それにしては長すぎません??ちょっと欲張りすぎというか。
この量を2時間におさめるのは無理というものでしょう。
映画は観ていないのですが、原作ファンからはあまり評価が高くないようですね。
どんなもんでしょう?

私としては映画にフリッツが登場していないというのが本当に残念。
存在感のある彼がいなければ、面白さも半減ですよね。
まぁ、時間の制約がある以上仕方ないんでしょうけど。
しかし、実際にフリッツが登場するとしたら、どんな役者が演じるんでしょう。
かなり興味があります。


終戦のローレライ〈1〉終戦のローレライ〈1〉
販売元 : Amazon.co.jp 本
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[タイトル] 終戦のローレライ〈1〉
[著者] 福井 晴敏
[種類] 文庫
[発売日] 2005-01
[出版社] 講談社

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終戦のローレライ〈2〉終戦のローレライ〈2〉
販売元 : Amazon.co.jp 本
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[タイトル] 終戦のローレライ〈2〉
[著者] 福井 晴敏
[種類] 文庫
[発売日] 2005-01
[出版社] 講談社

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終戦のローレライ〈3〉終戦のローレライ〈3〉
販売元 : Amazon.co.jp 本
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[タイトル] 終戦のローレライ〈3〉
[著者] 福井 晴敏
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[発売日] 2005-02
[出版社] 講談社

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[タイトル] 終戦のローレライ〈4〉
[著者] 福井 晴敏
[種類] 文庫
[発売日] 2005-02
[出版社] 講談社

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2006年08月01日

宮部みゆき「ブレイブストーリー」

扉の向こうに行けば願いを叶えられる。運命を変えられる。
バラバラになった家族を取り戻すため、幻界(ヴィジョン)にわたったワタルの冒険の物語。
映画化でも話題の作品です。

単なる冒険譚で終わらないところがこの作者のすごいところですね。
幻界でワタルが得たもの、キ・キーマやミーナたちとの絆。
人と人(この場合は人ではないですけど)のつながりの大切さ、
そして本当の勇気の意味を教わった気がします。

ミツルの願い、ワタルの願い。最後の展開には思わず涙がホロリ。

児童書かと思っていましたが、大人が読んでも十分楽しめる作品です。


映画は観ていないんですが、今のところ観る気はないです。
原作が面白かっただけに、そのイメージを壊したくないので。
原作では色々な設定があって、それがきちんと描かれているけれど、
映画ではどうやら描ききれていないという噂を聞きました。
(月一ゴローでも、悟郎ちゃんが酷評してました)
その分、物語が軽くなってしまっているのでしょう。
どうせなら、原作を読む前に映画を観た方がいいのかもしれません。

また、映画には、ハルネラの話がないそうです。
そう、ロンメル隊長(カッツの元恋人)が登場しない!
ハルネラを描いたら、二時間じゃとても描ききれないし、
仕方ないですけど、物語の柱となるエピソードだけに残念ですね。
個人的にはカッツのラストが異なるというのも不満。
映画は基本的にハッピーな終わり方らしいです。
この点を見ても、映画は子供向けなんでしょうか。

映画でも三部作にするか、TVシリーズにすれば良かったのに。もったいない。


ブレイブ・ストーリー (上)ブレイブ・ストーリー (上)
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] ブレイブ・ストーリー (上)
[著者] 宮部 みゆき
[種類] 文庫
[発売日] 2006-05-23
[出版社] 角川書店

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ブレイブ・ストーリー (中)ブレイブ・ストーリー (中)
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] ブレイブ・ストーリー (中)
[著者] 宮部 みゆき
[種類] 文庫
[発売日] 2006-05-23
[出版社] 角川書店

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ブレイブ・ストーリー (下)ブレイブ・ストーリー (下)
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] ブレイブ・ストーリー (下)
[著者] 宮部 みゆき
[種類] 文庫
[発売日] 2006-05-23
[出版社] 角川書店

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2006年07月30日

浜辺祐一 「救命センター当直日誌」

下町の救命センターに働く医師の目から描かれたエッセイ。

昏睡状態のの患者、クモ膜下出欠...
様々な状態で運ばれてくる患者と、向き合う救命センターのスタッフたち。
多種多様な人間の命のやりとり。

そこには、フィクションを超えた真実の物語があります。

この浜辺さんのエッセイで、好ましいのは、感動を作りあげようとか、
物語を盛り上げようなどという要素がないこと。
作者の客観的視点が真実を語ってくれ、読みながらへんに感情移入することなく、医療の現場の様子を伺い知ることができます。

助かる見込みのない患者。
厳しい現実をありのまま描いているため、つらくなることもありますが・・・
医療関係に興味のある方は読んでみてもいいかも。

また、この著書には海外ドラマ「ER 緊急救命室」に関する記述もあります。


救命センター当直日誌救命センター当直日誌
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 救命センター当直日誌
[著者] 浜辺 祐一
[種類] 文庫
[発売日] 2004-09
[出版社] 集英社

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2006年07月29日

三谷幸喜「オンリー・ミー 私だけを」

ドラマ「古畑任三郎」、映画「ラジオの時間」
最近では「THE有頂天ホテル」などが記憶に新しい脚本家、三谷幸喜。

その彼が描いたエッセイです。

三谷作品を読んだことのある方なら分かるでしょうが、
この三谷幸喜という方は、一風、いや、かなり変わっています。
そんな彼の奇人ぶりを伺い知ることのできるのがこのエッセイ。

平成9年に出た本なので、ネタはちょっと古くなってしまっていますが
(作品としては「振り返れば奴がいる」などの話が出てきます、いやはや懐かし〜)
笑わせてくれるエッセイです。

「UFOに遭遇して締め切りに遅れそうなったことがある」
真剣にそう語られても・・・(苦笑)

この人は奇人であり、やっぱり天才だと思いました。

しかしこの本、電車内で読むのは要注意です。
思わず笑ってしまうから。


オンリー・ミー―私だけをオンリー・ミー―私だけを
販売元 : Amazon.co.jp 本
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[タイトル] オンリー・ミー―私だけを
[著者] 三谷 幸喜
[種類] 文庫
[発売日] 1997-04
[出版社] 幻冬舎

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2006年07月22日

宮部みゆき 「あかんべえ」

宮部みゆきと言えば、ホント色々なジャンルを書くことでも有名ですが、
時代小説を読むのは初めてでした。

読んでみると、時代モノとかなんとかは関係なく、作品世界にどっぷりと浸ってしまいました。
どこに行っても、宮部みゆきの味は変わらないもんですね。

しかし、時代小説として、時代背景や考証はどうなんだろう・・・と少し思ってしまいました。
言葉遣いとかは、あれでOKなんでしょうか。
まぁ楽しんで読めたからいいですけど。

内容の感想は、主人公のおりんがかわいすぎる!!
健気で優しくいるだけで皆を幸せにしてくれる子。

おりんの視点から描かれているから、物語が本当にあたたかいんです。
幽霊が見える話というと、もっと怖い話なのかと思っていたけれど
そういった要素は少なかったと思います。

出てくる幽霊さんたちが、いい人というか、心の優しい人ばかり。
最後の展開には、胸がジーンとしました。
読み終わったあと、なんだか心が満ち足りている、あたたかい作品です。
あかんべえあかんべえ
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] あかんべえ
[著者] 宮部 みゆき
[種類] 単行本
[発売日] 2002-03-16
[出版社] PHP研究所

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posted by mikki at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月21日

宮部みゆき「クロスファイア」

彼女には力があった。人とは違う力が。
純真な彼女は、その力を自ら信じる正義のために使った。
念力放火能力(パイロキネシス)。自らの思いで自在に火を操る能力。
不思議な力を持った女性、青木淳子のこれは孤独で切ない物語である。

他の人とは違う能力を持つがために孤独に一人闘い続けてきた女性。
その迎える末路は…

多少ネタバレあります。読んでいない方はご注意ください。







やっぱり切ないものでしたね。結局淳子に救いはありませんでした。
あれだけの人間を殺してしまったわけだから、作者の用意したラストには納得できます。
これで、淳子がHAPPY ENDを迎えていたらしっくりこなかった気がします。
一度歩み始めた彼女は、もう破滅へと向かうしかない。

正直、最初登場した淳子にはあまり感情移入できませんでした。
特別な力を持つ、人殺しという設定で彼女を特別視していたから。
けれど、物語が進んでいくにつれ、彼女の心情・生い立ち・そして孤独が描かれていく。
宮部さんはこのあたりがほんと上手ですね。

気がつけば、淳子の切なさに胸を打たれていました。特にラストが。
彼女は純粋なだけだったんですね。
気がつけば、登場人物石津ちか子の目になっていました(オバハンか!)

この作品、映画化されています。
キャスト
青木淳子・・・矢田亜希子
多田一樹・・・伊藤英明
石津ちか子・・・桃井かおり

映画は淳子と一樹の関係に重点が置かれているんですね。
映画未見ですが、ちか子=桃井さんのイメージは、ちょっと違うかなぁ・・・
観た方の感想はどうなんでしょう。

クロスファイア(上)クロスファイア(上)
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] クロスファイア(上)
[著者] 宮部 みゆき
[種類] 文庫
[発売日] 2002-09-10
[出版社] 光文社

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クロスファイア(下)クロスファイア(下)
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] クロスファイア(下)
[著者] 宮部 みゆき
[種類] 文庫
[発売日] 2002-09-10
[出版社] 光文社

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posted by mikki at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月20日

岩井俊二「ラブレター」

死んだ恋人宛に出した、届くはずのない手紙。
それが、恋人と同姓同名のある人物のもとに届く。
そうして始まる2人の奇妙な手紙のやりとり。
死んだ恋人の過去の姿が、少しずつ見えてくる・・・

中山美穂主演で映画化された同名作品の原作。
中山美穂サンが一人二役やってます。
彼女の高校生時代を演じるのは酒井美紀。
映画の評価はかなり高いです。

映画&原作両方堪能しましたが、どちらかと言えば映像の方が感動したかなぁ。
posted by mikki at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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